中田裕二の謡うロマン街道 福岡 ROOMS 2023年5月21日(日)15時

1.ランナー
2.愛の摂理
3.Predawn
4.罪人たち
5.フレンド(安全地帯)
6.愛しき日々(堀内孝雄)
7.我が身ひとつ
8.ギミーナウ
9.ゼロ
10.思ひで(鈴木常吉)
11.Deeper
12.PURPLE
13.シングル・アゲイン(竹内まりや)
14.君が愛を語れ(ASKA)
15.Shake Hip(米米CLUB)
16.Steady
17.月の恋人たち
18.FUTEKI
19.接吻(ORIGINAL LOVE)
20.恋わずらい(椿屋四重奏)

 

服装は、赤いYシャツを七分丈に折り返して、黒いズボン、黒い紐のないスニーカー、左手にバングル。
裕二「昨日はMOONAGE SYNDROME終わりまして。今日は、福岡。福岡は謡うロマン街道ははじめてなんですよ。
こんなに訪れてるのに。なんかごめんね。10年くらい謡うロマン街道やってるのよ。今回、福岡はじめてで、謡うロマン街道105回目なんだって。105回目にしてようやく来れた。
今日は、非常にお日柄も良く、お天気良すぎるくらい。
朝、ゆっくり寝て、お昼ごはん、食べに行きまして…ずっとしゃべっちゃう。
アンコールはありません。僕が歌い疲れたら帰るって言う…だいたいいっぱい歌いますので、くつろぎながら過ごしていただければなと思っております。」

愛の摂理を歌い終わり、ギターを持ちえて
裕二「愛の摂理でした。すみません、アコギの音をちょっと上げてもらっていいですか?ありがとうございます。」

Predawnを歌い終わって、キーボードの前に腰かけ
裕二「そうそう。朝ごはんの話ね。朝ね、うどんにしようかと思ったんだけど、僕、福岡のうどんが好きだから。でも、昨日、いつも世話してくれるイベンターさんがいて、かつとじ丼…違った、天丼が美味しいですよって。朝から天ぷらか…と思ったけど、…おいしい。海老が3本入ってて、その上に卵が半熟気味のとろとろの。卵が乗ってた。めちゃめちゃ美味しい。すげーな。福岡の食文化は。圧倒的なものがあるなー。料理のバリエーションって出汁文化だから、なかなか手強いなって。この辺も飲食店がいっぱいあるから、目移りしちゃう。誘惑があるから」
と話して、キーボードで誘惑のサビを少し歌う。
裕二「誘惑。だいたいクライマックスに歌うのでこのへんにしときましょう。よく誘惑に耐えてるな…耐えてはいないのか。」

キーボードで堀内孝雄の愛しき日々の曲を歌い終えて
裕二「大丈夫?寝てない?」
タンブラーのドリンクとペットボトルのお水を飲んで
裕二「昨日と全然違う。動と静みたいな。」
ギターに持ちかえ、我が身ひとつへ。
裕二「土日二日間も僕のところにいて、あ、ごめんなさい今日だけの人もいるか。昨日も来てくれた人?」
半数くらい手が挙がり、
裕二「今日だけの人?」
本当に数えられるだけの人しか挙がらず
裕二「え?計算おかしくない?福岡に二日間も裕二がいるってすごいことですよ。」

ギミーナウが終わり
裕二「昨日はハードなライブで体を動かして、ライブの後、ご飯、お友だちが来てたのね、というか両親が来てて、一緒に軽くお茶を飲んだんだけど、うちの両親、すっごいうるさくて…すっごいうるさくて、ライブのときより疲れちゃった。楽しそうにしてたから、良かったんだけど、くったくたになっちゃって。
ライブの後って、あんまりね、寝れない。アドレナリンが出てるんだろうね。交感神経を鎮めるまで時間がかかる。
テレビでも観てようと思って、最近、本当にNHKNHKプレミアムかBS TBSしか観ない。飲みの番組。町中華で飲ろうぜ、夕焼け酒場でしょ。NHK美の壺、新日本風土記。昔、新日本風土記って新日本気候って言ってたの。昭和40年代くらいかな。アーカイブがなくて、最近、昔の映像がむちゃくちゃ面白い。テレビは素人の扱いが上手い番組がいい。
新日本紀行ってのは、村とか集落の仏事、神事をドキュメントにしてる。地方の風土、風俗を…そっちの風俗じゃないよ。やめてくださいよ、僕が言ったからってすぐそっちの方に…で、中国共産党のヒストリーってやっててね、観ちゃって、またアドレナリン出ちゃってね、寝れない!気合い入れようと、明太子色のシャツ着てきた。」


裕二「福岡出身の、ぼくの大好きなASKAさんのはじまりはいつも雨が入っているアルバムの曲、『君が愛を語れ』でした。」

月の恋人たちのお客さんの手拍子が良くなかったらしく、演奏を止め
裕二「なんて手拍子だ!バッタバタじゃないか!未経験のリズムで音楽的な発見でした。ちょっと、教えるね。ヘイ!って言われたら、うんパ、うんパ、うんパってやってください。最初はしなくていいの。」
歌い終わり
裕二「クセになりそう、あのバタバタ加減。またやろうかな。」

FUTEKIの後、ギターを調整しながら、
裕二「えーっとね、すっごいいいグッズ売ってる。僕、愛の夜間病棟というラジオをやっていて、その相方というか、相越久枝さんが丹精こめて作ったフォトブック。彼女にしか撮れない写真だと思います。今日の思い出にぜひぜひ。婦長喜びます。」

裕二「もう今日の手拍子、リズム感悪かったなって忘れられない…嘘うそ。久しぶりの福岡、楽しませていただきました。まだまだツアーは続きますが、名盤MOONAGE、今どきこんな癒されるアルバムないなと思います。中田裕二をMOONAGE共々、よろしくお願いします。最後は椿屋の曲で締めようかな。恋わずらい。今日は、ありがとうごばいました。
また会いましょう。お元気で」