RADIO◎CONECTOR 中田裕二“愛の夜間病棟” 2022年7月29日放送回
中田裕二さんが医師、ナビゲーターの相越さんが婦長に扮して、様々な"愛"の形について、診察〜処方箋(曲)でお手当する、地方ローカルラジオ局CROSS FMのコーナー。
相越「7月が終わります」
中田「早いーですね。もう今年ももう半分以上終わったってことですか」
相越「そうですよ。あと5カ月で、寒い寒いって言って、おせちを買わなきゃって言ってると思ったらぞっとします。」
中田「ぞっと…最近言ってたもんね。」
相越「そんな中ですね、ちょっと、お待たせした方が。6月にいただいていたかたが。」
中田「おおー」
相越「ラジオネーム『シュウ』さん。
中田「シュウさん」
中田「えー八幡東区、北九州市ですね。八幡東区にお住いの30代の女性です。
婦長、中田先生、こんばんは。」
中田「こんばんは。」
相越「『ごく最近、中田先生のファンになった者です。』」
中田「あら、いらっしゃいませ。」」
相越「『中田先生のCDやDVDを買いそろえ』」
中田「買いそろえ。おー、ありがとうございます。」
相越「『変幻自在ツアーではじめて福岡のGate's7へ行き』」
中田「おー」
相越「『本物の中田先生の歌を聴き、』」
中田「えー」
相越「『急遽、長崎の謡うロマン街道もチケットを買って行きました。』」
中田「えーありがとうございます。」
相越「『7月の広島のライブのチケットも』」
中田「あ、じゃあ、広島も来てくれたってこと」
相越「先々週くらいか」
中田「あれ、ありがとうございます。これは」
相越「すごいーですね。」
中田「すごい、火が付いた感じで」
相越「沼に落ちました、みたいな感じですね」
中田「いや、ようこそ。底なし沼へ。」
相越「先生、喜んでいらっしゃる。喜んでます。」
中田「いやーありがとうございます。」
相越「『どっぷり中田先生の世界にひたったり、いや、浸かったり中田先生のライブに行っているため』」
中田「うん」
相越「『三週間ほど彼氏に会っていませんでした。』」
中田「(笑)俺の所為?あはは」
相越「『が、久しぶりに会った彼氏から』」
中田「うんうん」
相越「『いい感じのバーで突然のプロポーズ!』」
中田「ありゃ」
相越「『酔いが回っていたので』」
中田「うん」
相越「『軽く「いいよー」と言ってしまいましたが、本当は、結婚するか迷っています。』」
中田「あじゃ」
相越「30代、34歳って書いてあります」
中田「うん。」
相越「うん。『迷ってるポイントは3つ』
中田「なんだろ」
相越「『以下の3つ』ということで」
中田「うん」
相越「『1、彼とは付き合い出して半年』」
中田「おー、まだ半年なんだね」
相越「ん~、で『5個年下の29才。』」
中田「若い」
相越「『長く彼と会わないのははじめてのことだったので』この三週間ですね。中田先生のライブに行ってた。」
中田「なんか申し訳ない。」
相越「『はじめてのことだったので、彼は会えない期間が、ただただ寂しかっただけで』」
中田「うーん」
相越「『結婚した先のことをあまり考えてないのでは』?」
中田「ないかと」
相越「うん。ポイントその2。」
中田「はい。」
相越「『私はバツイチのため』」
中田「うん」
相越「『結婚生活に憧れがなく』」
中田「うんうん」
相越「もう一回ね、リアルとして、生活なさっているからですね。」
中田「そうだねー。学んでらっしゃるんですね」
相越「『憧れがなく、私自身、ひらりとライブに行ける今の自由な状況に満足。
ポイントその3。」
中田「3。うんうん。」
相越「『何より、今は、はまりはじめの対象である中田先生が新鮮で、中田先生に夢中なのです。』」
中田「あら、ちょっと、どうですか。」
相越「『ライブする各地の美味しい食べ物を知っていて』」
中田「あ~これは知ってるな」
相越「『知らない昭和歌謡曲を教えてくれ』」
中田「これも知ってるね」
相越「『歌と演奏が上手い。』」
中田「うんうん」
相越「「中田裕二かっけぇ」と少年のように憧れ」」
中田「うん」
相越「『「中田くん、マジ理想の年上の男」、と』
中田「あっはっはっは」
相越「『乙女のように恋い焦がれてしまっています。』」
中田「あれれれ」
相越「『婦長、中田先生』」
中田「ええ」
相越「『人生が大きく動きそうな重症の患者に、何かお手当てをお願いします。 』」
中田「これは重症ですね。これは。これは困りましたよ。なかなかこう、深いぞ。この。ちょっと、でも俺の所為なの、これ。やばい、どうしよう」
中田さんと相越さん、笑っている。
相越「もしかして、気のせいか嬉しそう。」
中田「いやいや嬉しいですよ。こんな言っていただけるのは。非常に。嬉しいけどちょっと困ったなあって感じ。」
相越「ほう!」
中田「困ったなあって感じがしますよ。僕の所為で彼氏、僕のために三週間、会ってなかったっていうのは、ちょっと、これ…」
相越「先生、全然嬉しそうですけど、変な話、中田先生の職業柄、こういうこと言われたり、こういうこと聴いたりするのって、良くも悪くも、まあ、あることなんじゃないですか?」
中田「まあ…あるけど、なかなか重症ですよ。これは。しかも、ほら、最近ですから。ごく最近。」
相越「うん!」
中田「だからね、そうだね、まあ、中田裕二づきあいはね、長くなりますんで。多分。」
相越「はい。」
中田「長い方たくさんいらっしゃいますよ」」
相越「そうですね、みなさん」
中田「10…20年とか」
相越「20年とかね」
中田「いらっしゃいますんで。もうそのかんにけっこう結婚されたり、出産されたりとか。いろいろ環境も皆さん変わっていってますんで。今はね。最初だから、出会いたてだから、僕と。…あの、ちょっと盛り上がってるかもしれないですけど」
相越「はい」
中田「これ、わかんないですけど、半年後、すごい落ち着いちゃうかもしれない。ふっふっ」
相越「ふふふ」
中田「あれ?あんな言ってくれてたじゃんって。はっはっはっ。ま、でも楽しい時期を楽しむのは大切にね。」
相越「そう思いますよ。うんうん」
中田「楽しんでいただいてね、非常にありがたい。ですけれども、彼氏はやっぱ優先していただきたいなという気持ちが。僕、彼氏からも、好かれたいんで。嫌われたくないんで。」
相越「まあ、理想は、2人でライブに来て下さると嬉しいなっていう。ねっ。」
中田「嬉しいですよ。そうね、迷ってるポイント、バツイチで結婚生活に憧れがないっていうのは、これはすごくリアルな感情だと思うんですよ。で、こう、彼氏さんは、5個下の29歳ということで、全然多分、未踏の地だと思う。」
相越「そうですね、未踏の地と」
中田「そうそうそう。なんで、正直やっぱわかってないと思うよね。」
相越「うんうん」
中田「実際そうだと思うんで。」
相越「はい」
中田「あの~じゃあ、色々、いいけど、一応、シュウさんの方から、条件、出した方がいいですよね。」
相越「例えば?」
中田「後悔しないように。だから、中田裕二は私、優先するから、とかね。あはは」
相越「ははは。いきなり。はいはい。」
中田「自分のペース、今、『ひらりとライブに行ける』自由な状況っていうのが、シュウさん、今、めっちゃ、結婚もされていたから、すごくね、楽しんでいらっしゃると思うんですよ。」
相越「そうだと思います。それは、いかに大切なものかということを、もう経験なさってるから。身を持って」
中田「身を持って、そうそうそう。ここはね、絶対に譲っちゃいけないことだと思います。ここは彼氏さんに、僕関係なくですよ?」
相越「実際ね、結婚しても、ほら、お互いの趣味とか、楽しみますっていうのは、あった方が長続きすると思いますしね。」
中田「よっぽどこう、何ていうんですかね、自分のこう、日々の暮らしの生活の中で、なんだろね、すっごく分かち合えるというか、価値観を。そういう人を選ぶべきだなあって感じになってきていると思うんですよね。」
相越「そうですよね~。」
中田「それは、シュウさん、バツイチなんで、すごく良くわかってらしゃると思う。」
相越「そうなんですよ。まあ、シュウさん、めっちゃ冷静だし。」
中田「多分、見てると思う」
相越「うん、見てる。実際、長く会わなかったから、ね、寂しさと愛はよく間違われやすいので?」
中田「そうだね。相手、29歳でしょう。絶対、つかまえときたいって感じだと思うんだよね。」
相越「うんうん。『何より、今は、はまりはじめの対象である中田先生に夢中だ』…ここに関してはね、婦長は、免疫がないときの、わかりますよ、中田先生はもっと長いお付き合いになるし、めちゃめちゃ魅力もある、また違う魅力がどんどん出てくるから、お付き合いが長くなられるだろうなーとわかるんですけど、なかなか。なかなか鬼畜なんで、すみません。なんか私」
中田「あはははは。なかなか鬼畜。」
相越「いや、そんな?みたいな。」
中田「ちょちょちょ、失礼じゃないですか。」
相越「椿屋四重奏時代の歌とか、歌詞とか読まれましたほうがいいですよとか」
中田「あーちょっとね、若かりし頃の、鋭い。鋭く生きてた時の」
相越「なんちゅうんですかね」
中田「いろいろ、僕、いっぱいね、すごく、恥ずかしい時代もたくさんある。」
相越「恥ずかしかない。シンガーソングライターだから、まったくの物語じゃないわけじゃないじゃないですか。自分の中であるものしか書けない。だからって全部経験話ではないけれども」
中田「そうですね」
相越「ちょっとそういうディテールとか言葉とかを、最近の中田さんの作品で『わぁ!』って思ってらっしゃったら、一応、椿屋四重奏も聴いていただくと、すっごく名曲いっぱいありますよ」
中田「めっちゃいい曲ですよ」
相越「聴いていただくとね、荒ぶる中田先生」
中田「29歳、バリバリでした。」
相越「しかもわりとね、ご成熟なさってらっしゃって、20代ずっと世の中にさらけ出して生きてらっしゃったんで」
中田「恥をね」
相越「恥じゃないですよ。人生の季節で言う春と夏みたいなね、春と夏をダーッっと」
中田「青春ね」
相越「ええ、それを撮って出しみたいな感じで出していましたので」
中田「ええ、そうですね。僕も未成熟なね、ときもありました。」
相越「いえいえ、完成系は人間ないですから」
中田「私、いまだに僕は、丁稚奉公みたいなもんですから。」
相越「いやいや。怖いわ、こんな丁稚奉公怖いわ。」
中田「こんなね、こんなこだわりの強い丁稚奉公、嫌ですよね。」
相越「どっちにしても、シュウさんもですね、多分これメールいただいたのって、あのGate's7福岡、長崎に行った直後だと思うんですよ。」
中田「もしかして7月の広島ライブで『あれ?』って」
相越「『広島のライブ今度行きます』だから。」
中田「広島ライブ観たときに、『あれ?そうでもねえな』ってなってたらどうしよ」
相越「それはね、ないと思いますけど。時間がちょっと彼氏さんのことも」
中田「落ち着くと思いますよ、正直、この、スタートダッシュ早い方って、すごい落ち着くのも早いです、だいたい。僕の今まだのだいたいの感じだと。中田裕二、煮物みたいな感じなんで、唐揚げとかじゃないんで、なんでまあ、ゆったり楽しんでくださいよ。」
相越「味が染み染みになるのもいいですよ、と。」
中田「とりあえず、あの、彼氏さん、大事にしていただいて。結婚に関しては、ゆっくり考えつつ、すり合わせをしつつ、お互い。そんな感じでどうでしょうか。」
相越「先生、処方箋は何を今夜は出していただけるのでしょうか。」