中田裕二 TOUR 23 "MOONAGE SYNDROME 大阪 BIG CAT 2023年6月10日(土)17時

1.ハグレモノ
2.真空
3.ふしあな
4.テンション
5.SEESAW
6.罪人たち
7.蒼ざめた光
8.ビルディング
9.尽きせぬ炎
10.DOUBLE STANDARD
11.BACK TO MYSELF
12.ベール
13.STONEFLOWER
14.UNDO
15.誘惑
16.存在

アンコール
1.ただひとつの太陽(スマホライト演出追加)
2.THE OPERATION


裕二は福岡と衣装変わって、青みピンクのセットアップスーツにブラウンのペイズリー柄シャツを着ている。
ベルトは黒にシルバーのバックル。おそらく福岡と同じピカピカの。
アクセサリーは、右手薬指に二連の指輪と左手首にバングル。

MC部分。
裕二「大阪、ただいま。中田裕二です。歓声OKですから、いくらでも名前呼んでいただいていいんで。ありがとうございます。MOONAGE SYNDROME大阪です。いい作品ができました。MOONAGEの素敵な世界観と、これまでの楽曲と、組んず解れつしています。月の世代の我々は、やわらかいあったかい光に包まれてやっていきたい。お願いします。」

裕二「改めましてこんばんは。中田裕二です。僕ね、最近、知ったんだけど、大阪の通りに、筋と通りってあるでしょう。わかります?わかるよね、地元民だからね。縦が筋、横が通り。知ってました?」
八橋「知ってましたよ。地図見れば、何となく。」
裕二「たまに横の筋もあるですよ。」
八橋「横の筋?」
裕二「知ってました?元々、近江商人浄土真宗が多くて、北の御堂と南の御堂、2つをつなぐ筋が御堂筋。お寺の参道のように。おかげさまって文化もある。人は、いつでも大勢の人の陰かあって、自分があることに感謝しましょうっていう仏教の教え。説法になっちゃった。」
八橋「横の筋の話は」
裕二「あるんです。横も何本か。Googleマップで調べてください。ライブも観られて、説法も聴けるっていう大変ご利益のあるライブです。MOONAGE は明るくないアルバムとなっていて、もっと明るくない曲が続きますので、おかけください。仏教の声明(しょうみょう)といって歌を歌う念仏もある。足を休めていただいて。」

裕二「はい、味わってますか、大阪。なかなかないですよ、味わってますかってライブできくの。僕のライブはスルメ、スルメの天ぷらですから、咀嚼して。噛み締めて歌ってます。」

裕二「ベストマザー賞っていうのはやめた方がいいんじゃないかな。今日も広末涼子さんがあんなことに。江角マキコさんでしょ。篠田麻里子さんでしょ。最近は、三浦瑠璃さん。みんなベストマザー賞。…みんなもう、ぼくはもう、肯定も否定もしません。そんな曲ばっか歌ってました。人にはわからない事情もある。人がとやかく言っていいことはありません。はぐれものたちですよ。共感してもらえる歌。母とか父に賞をあげちゃ駄目。いろいろあるんだから、父も母も。乗り越えて家族も夫婦も絆が深まる。色んな人がどう言おうと、自分を拠り所にしていけばいいんですよ。それでは、我にかえりなさい。BACK TO MYSELF」

裕二「久しぶりのバンド編成で、BIG CATもすごい久々で、僕は楽しかったですけど、皆さんは楽しんでくれましたか?ほんとにご縁があって、長年聴いてくださってる方も、最近、知ったって人も、最近知ってくれた人?」
手を挙げさせる。
裕二「最近、知ってくれた人は2人というね。ここから、種が芽吹いて、大木になりますからね。このアルバムを作るまでは大変でしたが、ツアーで各地を反応を見ながら、これはいいものができたという実感があります。僕の音楽は独特です。人間の普遍的なものを歌っている。僕も42歳になりましたけど、この歳になったから、描けることもある。普遍的なものを描くミュージシャン、昔はたくさんいたけど、今はいなくなっちゃって、続けていかなくちゃ、日本人は救われない…なにが言いたいかと言うと、初志貫徹したいと。大口叩いちゃってるけど、ちゃんと聴いてくれる人がいるから。皆さんのことは、大切な存在、同志、仲間だと思っています。」

アンコール前
裕二「すぐ歌いたいけど、お時間いいですか?来たよ、あきんど。九州は熊本からやって来ました。サンダーベアーズグッズ。コインケース、パスケースにもなり、小銭も入ってコインケースにもなる。これはサンダーベアーズ性が発揮されてる…」持っていた他のグッズを落としてしまう。
裕二「あっ!俺のアクスタが!骨折!満身創痍の中田裕二になってしまった!コインケース、3wayでね。これは、お洒落なおポーチ。関西の人、お大根とか言いますからね。おを付けてみました。MIDORIさんにデザインしてもらいました。中にポケットがついているので、毛抜きとか…毛抜きとか、綿棒とか、爪楊枝も入れてください。次、タオル。うちの事務所はいつも素敵なタオルを作ってる。 MOONAGE SYNDROMEのツアータオルです。素敵なデザイン、こちらもMIDORIさんにデザインしてもらいました」
タオルをかかげてる男性ファンがいて
裕二「あぁ!ありがと!大阪、おおきに!何年使ってもへたりませんから。よろしく。あとね、僕、ラジオを福岡でしていて、聴いてくれていますか?相方の相越久枝さん、婦長と呼んでいます。ラジオブック、色んなオーラのない中田裕二が収録されている。生活感あふれる中田裕二を是非お土産に。さぁ、こちらは、アクスタ。アクスタって今、すごいらしい。僕も作ろうって思って、弾き語りのロマン街道のバージョンと格好つけたMOONAGE SYNDROMEの中田裕二のバージョンがあります。これのおすすめの使い方教えます。カウンターだったら、向かいに置いてもらって、裕二と乾杯!お疲れ様裕二ー!とかやって、インスタとかTwitterハッシュタグ、#裕二と乾杯 って付けてくれたら、1名にリツイートいたしますから。」
八橋さんが飽きちゃって、座って聴いてる。

裕二「色んな酒場でちゃんと俺が」
乾杯するフリ
裕二「してるやつ、作ろうと思います。ほんとに裕二が乾杯してる作りたいと思います。男の人が大衆酒場で『裕二と乾杯』してるとこ見たいな。」
スタンドマイクを持ってきて
裕二「みんなスマホ持ってる?」
一斉に後ろの椅子に置いた荷物をゴソゴソする客席。
裕二「スマホの、それそれ、ライトを点けて、次、歌う曲でこう」横に振る。
裕二「やっていいんですよ。これね、EXILEがやってたの。俺もやりたいと思って。」

裕二「大阪のまちは、かなしい~いろ~やね♪ここからがちょっとね、なんで歌っちゃったんだろ。」
お客さんが、どんどんスマホライトを灯し、裕二の方へ向けるのを見て、
裕二「ああ!綺麗だね!」
曲が終わり 
裕二「ご協力、ありがとうございました。」
笑顔。

こんな感じでした。

感想。
解けない謎の「そそぐようなものさ」の手フリが福岡と違って、あの動きが裕二のフリー演技だったと知る。
ベールで、sugaebeansさんが、キーボードの合間にマラカスみたいなパーカッション振ってた。
何回か見ると、曲順にも慣れてきて、前回見落としたものが見られるなぁと思ったりなどした。