ABC座2016 株式会社 応援屋 流れ

以下、ネタバレを含みます。
マーチング
MADEがスネアドラムを叩く。
野球のユニフォームを着たトラビス・ジャパンがキャッチボールし、江田くんがプラカードを持って行進する。甲子園のようである。

A.B.C-Zの5人、薄幕の奥の階段にスタンバイ。

記者会見で着用した柄ものだが灰色に見えるジャケットに黒い蝶ネクタイ、黒いスラックス。
・OH&YEAH!
はっしーを中心に舞台に出て来る応援屋や将棋の説明をする。
五関くんがコンピュータは生活を豊かにした半面、人の心を豊かにしたかというとそうではない、という説明もする。
戸塚、河合は準備のため、はける。

コンビニのセットが出て来る。
河合くん演じる修也はハットをかぶっている。
戸塚くん演じるジョーはコンビニの店員さん役。
2人は幼馴染。
ジョーは10年間、コンビニでアルバイトをしている。
万引き犯や後輩アルバイト(遅刻をする宮近、ネパール人の留学生のやまりょ)の指導に悩まされながらも、雨が降り出す前に傘を目立つところに置くなどして、10年間の経験を活かしている。
ジョーは甲子園球児を応援するためにシフトの都合のつくアルバイトを続けている。24時間働いているため地元の高校生に「三茶のジャック・バウアー」とあだ名をつけられるジョーに修也は苦言を呈する。
修也がネパール留学生に「ナマステ」と手を合わせて挨拶すると「コップンカー」と返さ
れる。
修也は予備校の世界史の講師。

ナマステはインドやネパールの挨拶、コップンカーはタイ語のありがとうの意。

コンビニに、橋本くん演じるイシケンが現れる。
イシケンの密着動画に合わせて修也が指示棒を持って解説する。
修也「皆さん、いつごろからストーリーをわかっていればいいと思いますか。…『今でしょ』」
イシケンは22才で事業を成功させ、時代の寵児となった。

修也は直前に持ち前の毒舌が原因で、SNSが炎上、予備校を解雇されていた。
先に予備校をやめた先生の紹介で次の仕事が決まりそうである。それは応援屋という人を応援する仕事で、事務所に呼ばれているが、一人で行くのはこわいので、ジョーについてきて欲しい、と頼む。
季節は6月ということで梅雨。

・腐れ縁・イン・ザ・レイン
ビニール傘を使ってダンス。
バックは女性アンサンブルとMADE。
女性アンサンブルに囲まれるところがある。
この間、モニターに五関演じるプロ棋士の桂馬が、人工知能、CATANAに破れたことを報じるニュースが映る。
塚ちゃん演じる栗田(くりくり)がピンクの軽トラに乗って、外出する。
最後は、ジョーが修也をおんぶする。


中野のバー
仲田くんと江田くんがバーテン。
バーでお酒を飲んでいる桂馬にくりたが話しかける。
くりはプロ棋士を目指していたが、21歳の年齢制限で棋士への道を断たれ、引きこもりとなった。
桂馬は引きこもると頭皮が光合成をしなくなり、髪の毛が薄くなるが、くりたの髪の毛はしっかりしてて、頭皮が強いんだな、と言う。(人間は実際には光合成はしないが、このセリフが後々のギャグシーンの伏線となる)
憧れの桂馬が棋士をやめると聞いて、久しぶりの外出をしたのであった。
くりは引きこもりだが、体型は、がっしりしている。引きこもっていた三年間、家で筋トレをしていたらしい。
くりたはユーストリームでDJ活動を配信しており、くりたが「将棋以外に打ち込めるものが欲しくて…」と言うと
桂馬は「俺にも教えてくれよ、DJ」とからかう。
ビールを奢るという桂馬にくりたは
「今日車なんで」
と断る。軽トラックの荷台にはスピーカーが乗せてある。
親から買ってもらったもので、桂馬はくりたをおぼっちゃまだと言う。
ここで、修也が上手に出て、くりたの親の会社と名物商品の説明をしてくれる。
くりたはその会社の跡取り息子というわけである。
くりたは桂馬に憧れて、プロ棋士を目指そうとしていた。
2人は2才違いの年齢差であり、小学生のころ、対局して、一度、くりたは桂馬に勝っている。
・将棋 BANG!
スクリーンにYou Tubeの当時の対局の様子が映し出される。
金髪のくりたの幼少時はかつらをかぶった川崎皇輝、桂馬は豊田陸人。
舞台ではJRAとMADEが踊る。

くりたは桂馬にもう一度CATANAと戦ってほしい、CATANAに勝てるのは桂馬しかいない、と説得しようとするが、アベックに邪魔をされる。
アベックはデジタル・コープスの役員で、桂馬をヘッドハンティングしようとするが、断られる。

下北沢の株式会社応援屋・事務所
修也とジョーは事務所を訪ねると、修也の元同僚、大山裕美子が出迎える。
大山先生はやめて、という裕美子を修也は「裕美子!」と呼んでは、ジョーにはたかれる。
イシケンが現れ、修也とジョーの素性を調べたこと、全ては自分の計画通りだと話す。
素直なジョーはイシケンの言っていることを受け入れるが、短気な修也はカッとして事務所を出て行こうとする。
ジョーが応援屋で働くことを申し出る。修也は絶対に入らないと言い立ち去る。

・人の心はマスマティックス?
DJくりくり(くりた)でトラジャとはっしーが踊る。

デジタル・コープスの事務所
修也がデジタル・コープスとデジタルボーイズはイシケンが作ったという説明をする。
・We're DIGITAL BOYS
デジタルボーイズは電光のサングラスをかけ、ぴったりめの衣装にハイカットの白スニーカー。首からIDパスを下げている。
ONEZERO(美勇人)と京(朝日)がパスを重ねると扉が開く。
イシケンが抜けて会社を作ったこと、これからどうしようか、と話す。

事務所からの帰り道
修也が裕美子と社長の関係を気にする。
イシケンが二人は過去に婚姻関係にあったこと、イシケンと社長の出会い、社長と裕美子が娘を亡くしていることを教える。
社長はシンドバッツというアイドルグループと娘の美穂とを重ねている。
・Waiting for you
修也は半年でもいいから、と熱を持って語るイシケンとジョーに説得されて、応援屋に入社することを決意する。
イシケンが修也がかぶっていたハットをかぶる。

千駄ヶ谷将棋会館
イシケン達が桂馬を探していると、くりたに出会う。
くりたのいるところから、桂馬さんのいるところへは何か重いシャッターを上げなければならない。
下手からメンバーカラ―のネクタイのスーツに着替えた三人が出てくる。

・Change Your Mind
メンバーカラ―のタンブリンをJr.が投げて渡す。

桂馬はタンブリンを投げ捨てる。

くりたに感謝される応援屋の面々。
僕を応援してもらえませんか、というくりたに応援屋は力を貸すことになる。

二幕
・One More Kiss
衣装は一幕冒頭で着用したものと同じ。
柄ものだが灰色に見えるジャケットに黒い蝶ネクタイ、黒いスラックス。

曲が終わり、宮近くんに手伝ってもらい、修也はネクタイを変える。
銀縁眼鏡をかけ、くりたが応援屋に入ったことなどを説明する。


裕美子と話す、修也、イシケン。
かつて裕美子と社長が過ごした長岡時代の話、そこでの花火の話をする。

会社で、くりたが、マッスルパラダイスという器具を使って筋力トレーニングを行っている。
ジョーはノーネクタイで上着を脱いで、椅子に足を広げて座っている。
くりたは、子どものころは将棋が強かったが、どんどん周りに追い抜かれて行き、プロに挑戦できる年齢制限を迎えた話をする。
そっか、と聞くジョーに、くりくりは筋トレを誘う。
「まずは洋服を脱ぐ!」というくりくりに
「なんで!?」とジョーが問うと
くり「友だちの笑顔を見てお話するのとおんなじ!」と説く。
くりくりがジョーに負荷をかけようと、折り重なっているところに、社長が現れる。
いぶかしがらえるが、誤解は解ける。
何年か前の花火の話をする。

上手で、裕美子が社長との出会いを、修也やイシケンに話す。
・The Same Birthday
裕美子は社長が娘の美穂と社長が応援するアイドルは誕生日が同じとはいえ、違う。

ジョーが甲子園を好きになったきっかけを話す。
社長は娘の美穂は応援するのが大好きだったと話す。
イシケンが長岡の花火は新潟中越地震や東北の大震災の復興祈願として打ち上げていると説明。

・サポーターズ
・OH&YEAH!
様々な人を様々な方法で応援する応援屋。
迷っているカップルをホテルへ。
信号を渡るおばあちゃんを助ける。
スクリーンにはSASUKEにチャレンジする塚ちゃん。
大受験する学生、など

桂馬のダンス
お酒の瓶を投げる。
裸足でのピアノに合わせて踊る。

くりたに電話をして、CATNAと再び戦って、棋士人生を終える事を告げる。
バーに場面転換し、桂馬が何事もなかったかのようにブーツをはいてお手洗いから戻ってくる。

訪ねて来たイシケンに桂馬は酔ってからむ。
イシケンは、今のデジタルボーイズは昔の暴走族と一緒だ、と言う。
ワンゼロはポーズだけ。

デジタル・コープス
・人の不幸をクリック、クリック、クリック
デジタルボーイズ(仲田以外のトラジャ)と専務と秘書
イシケンが雑誌のインタビューでミリオンだけを認める発言をしたことで荒れている。

バーに部面が戻り、
桂馬とイシケンは将棋のことを話す。
何か特殊な才能のその先には何があるか。
目先の勝ちたいという欲望にとらわれたと桂馬は言う。

そこへ、修也、くりた、ジョーが現れ、裕美子と社長を再婚させようとサプライズを仕掛けたが失敗し、裕美子が消えてしまった、と言う。

アメイジング・グレイス

・将棋BANG!
応援屋の面々は刀を抜く。駒はMADE、デジタルボーイズはローラーをはいたりして、殺陣で戦く。
敵のミリオンはレザーソードを持っている。
応援屋の面々も加勢する。衣装は赤いレザー甲冑。
桂馬がひとりでCATANAの駒のデジタルボーイズを斬っていく。

・Delicious
モニターにニコニコ生放送の様な視聴者の実況の文字が写っており
「Deliciousな生き方〜♪」に視聴者「どんな生き方?」

桂馬がCATANAに勝つ。

長岡の稲穂の実った道(の映像)
裕美子は美穂が生まれ、亡くなった長岡に来ていた。
裕美子をみつけた修也とイシケン。
美穂の同級生と野球部のOB(MADE)が出て、美穂に花をそなえていたことを話す。
OBの退場と同時に白馬に乗った桂馬が現れる。
社長は自転車で長岡に到着する。
くりくりは、この応援屋が好きです、と言い、修也もだから、裕美子さんが苦しんでいるときは力になりたいと話す。
イシケンは事故で両親を亡くしている、と告白する。施設で育ったイシケンは父親を社長に見ていた。社長に自分を本当の息子と思ってほしい、と言う。

・Change your mind
同級生は美穂が大切にしていたポーチを隠していた。
そのポーチの中には、美穂が母と父に充てたメッセージが入っていた。

・サポーターズ

画面には「To be continued」の文字。

夫妻に促されて、A.B.C-Zパン(手拍子)×4

ショータイムセットリスト
・Take a 5 Train
・Shower Gate
・Fantaric Ride
・moonlight warker
・劇中曲のバラードver
・ABC(少年隊)
・劇中曲
ショータイムの衣装は一種類。型違いのナポレオンジャケットに黒いパンツに黒いショートブーツ(足の裏赤)、差し色でメンバーカラーのストールやインナー。