GARNET CROW livescope〜THE FINAL〜 2013年6月9日(日)16:00公演

行ってました。
セットリストやMCは雑誌や会報で詳細が掲載されるでしょうから、私が見て感じたことだけをぼつぽつと書こうかと思います。

中村さんの話し声がちょっといつもと違ってかすれているよう気がしました。
歌い声はいつもと変わらず力強かったから、気のせいかもしれません。

皆さん、今回のツアーはリピーターなのか、はじめの曲から大きな手拍子という異様な盛り上がりでした。

私は
flyingの懐かしさと儚さにうるっきて、中村さんの「今までで一番楽しい時間にしましょう」という挨拶をきいて、ああ、本当に終わりなんだとやっと実感して、さらに夏の幻を聴いてうるうるしてしまいました。

AZUKIさんがLast Love Songで前髪をちょっとさわっていた。
この曲はメンバーやお客さんではなく、ほぼ譜面を見て、演奏していました。

今回のツアーは照明が凝っていて、音楽に合わせて照明の色や照らし方がかわります。
向日葵の色で照明が黄色と緑に。レーザーもあります。

MCで中村さんがデビュー曲がコナンで流れるのをテレビで観たか、メンバーに尋ねる、も、メンバーが答える間は別のことをしていて、あんまり真剣に聞いていない。
AZUKIさんが答えるときはステージ上の何かを拾っていた。
AZUKIさんが、顔の横に手を当てて、遠くの人に呼び掛けるように
「みてましたー」と中村さんに言ってました。
これ、かわいかった。

古井さんの話もあまり中村さんは聴いておらず、古井さんから「聞いてますか…?」と言われてました。
自由。

Over Driveのサビでお客さんが古井さんに促されなくても、一斉に手を横に振りだしたのは、長いことツアーを回ってきた人たち、流石だなぁと思いました。
人によって温度差があると思うんですけど、このときの静かに手を振るだけなのに、一体感がありました。


最初は初披露のときに古井さんに煽られてはじめたものかもしれないけど、今は観客のなかでライブが育ってる感じ。

このあともちょっとMCタイム。
AZUKIさんは古井さんの話にうんうんとうなずいたり、突如目をカッと見開いたりしていました。

夜書いた曲を夜のラブレターに例えて昼間の正常なときに手直しをするという話を中村さんがしていて、
中村さんが夜のラブレターをみたときのリアクションが「げっ」だったことに個人的に驚きました。
げって。

夜書いたものについて、古井さんは
「こんなの、俺じゃない…!」
と言っていて笑いを誘っていました。

今回のツアーはセットが動く!後ろの上の方に何かセットが降りてきたりしていました。

空に花火でAZUKIさんは一番のメロデイはパートがないので、横にゆらゆらと揺れていました。

ストリングスと中村さんのコーナー、夢のひとつが終わって、
岡本さんのコーナー。
AZUKIさんは赤い丈がアシメの上着に、グレーパールのロングスカート。スリットが入っていて綺麗。

中村さん除いた三人のMCで、古井さんは関西弁が移らない、逆に岡本さんが標準語が移って、スタジオで東京弁しゃべってしまう話、ひらかたパークひらパーにいさんの話をしていました。

そして、古井さんと大橋さんは関西のローカルCMが好きでその話を一時してた話を岡本さんがしてました。
岡本「これ、言っていいんかなー?あの中古ピアノのCM」

デビュー当時は寝られないほどハードスケジュールだったらしく、
「AZUKIさんが見たって言ってましたよ!古井さん。古井さんがキーボード弾きながら寝てるとこ。」
AZUKI「見た!」
岡本「再現しよう、こんな感じ。」
鍵盤に手を添えながら、後ろに沿って寝ちゃう感じ。ちょっとふざけていた。
AZUKIさん、古井さんが眠っていた様子を
AZUKI「事切れた〜って。」


中村さんが「古井さんは夢のなかでも曲を作っていたんですよねっ。」と何故かフォローしていた。

Yellow Moonで後ろのスクリーンに大きな月が照らし出される。
曲も歌声も演出も圧巻でした。

ふたりで、AZUKIさんがキーボードの前に出てくる!
交互に腕を上げて「Yeah!Yeah!」とお客さん煽る。
そのあと、さっとキーボードの椅子に戻って、「やっぱりおんなじ」と口ずさむ。
サビで足ふみするような動きをしたあと、あっと何かに気づいていた。

MC
岡本「BKB、ボクのくまもん、物販で!」拍手。
中村「世の中では、昨日AKBがね。おかもっち、ずっと言ってたよね!『AKBが選挙をオレらのライブにアテテきた!!』って。」

グッズのおかもんの話をするときに決して中村さんは「おかもん」とは言わずに「その腰からつけてる…」とか「なんでしたっけ…その…」と言って、おかもんとは言わなかったのが印象的でした。
そのあと、ユリックマがクマグッズの元祖なのに岡本さんが被せてきたことに対しておかんむりだったことが判明。
おかもんはチークとユルい眉毛だけが熊本県からもらっただけで、あとはオリジナル、といい笑顔の岡本さん。
AZUKIさんがおかもんをパーカーにしようよ、とリハのときに言っていた話を中村さんがしながらも、おかもんだけが好評だったことに中村さんは、不満げで、すねててかわいかったです。
中村「パーカーにしたいってことは(おかもんの)さわり心地は…」
AZUKI「さわり心地はまあまあ。そんなに。こう、フードになったらいいと思っただけで。」
AZUKIさんが「そんなに」とおかもんをほめなくなったら、中村さん、めっちゃ笑ってました。

グッズの話は続き、Tシャツのポーズ。
颯爽とステージ中央に歩いていくAZUKIさん素敵でした。スカートがたゆたって。
古井さんとAZUKIさんは打合せをしていなかったらしく、ドラムロールの間耳打ちをふたりでする。
この耳打ちが本当に可愛らしかった。
池田さんの物真似をしようとして失敗していました。

中村岡本ペアは本番前にYouTubeを見て、練習したとのことで、懐かしの芸人さんのネタをやってました。
GARNET TIMEで中村さんがお気に入りだったあのネタ。
古井「照明さん、可哀想ですよ、『あんに動くんだーって。合わせなきゃいけない。』」
Tシャツサイズの話で、古井さんが岡本さんを手で呼び寄せていた。首の後ろを見るように呼んでいたのですが、なかなかに高速のおいでおいででした。

続くグッズの話。
中村「クマグッズの元祖は私のユリックマなんですよ。このパラソル、ピンクのドットに見えて、クマ。見て。ほれほれ。」
と前列のお客さんに広げた傘を差し出す。
買ったよアピールをする人を気にせず、また下手にちょっと移動して他のお客さんに
「ほれほれ。」と見せる。

アンコール、ダブルアンコールも有り、手を繋いでの挨拶が終わったあとも何回も出てきてくれました。

最後は夢みたあとで。
中村さんが「13年間」を「15年間」いい間違えてしまうトラップ(?)に陥り、笑ってしまう、会場とメンバー。
本人は「感動的なラストにするつもりだったのに〜」
と言っていましたが、古井さんが
「下積みを入れたら15年ということで」とフォローしていました。

最後の曲が終わったあとも、曲SmiliyNasionやFall in lifeに合わせて何度も出てきてくれました。
チューチュートレインしながら、四人で出てきてくれたときは、ああ、はじめも最後もこの四人なんだな、と感慨深くなっていたら、AZUKIさんだけ、チューチュートレインの向きか違った。
あの赤い幕が再び開かないかと退場のアナウンスがあったあと、バックに流れる今宵エデンの片隅で歌い続けるファンでしたが、そのあとはメンバーが現れることもなく、私も新幹線の時間があったので、そのあとの曲で退出しました。

グッズ販売のおねえさんがパラパラとしか出てこない私たちを見て、「なんか全然出てこないね。」と話していました。
中で、ファンが別れを惜しんで歌を歌っているのですよ、と教えたい気持ちで去りました。

新幹線に間に合ったので、このブログを書いています。

岡本さんいわく「ブレイクタイム」よのあと、中村さんがボップアップ出をしたのは、BESTツアーを思い出しました。
ブレイクタイムも岡本さんか千以上の言葉を並べても、を歌ってくれて、のびやかに引っ張ってくれる歌声は相変わらず趣深かったですし、
随所随所に○○を思い出す、が散りばめられたコンサート。

始まる前は解散について、考えて、彼らのこういう戦略が悪かったとか、そもそも私はGARNETCROWのライブのお客さんが苦手で最近離れていたのですが、ファイナルライブはファンの人たちが彼女たちに心をよせて、こんなに集まったかと思うと
ファンの人たちも合わせて愛せるような、愛していたような気がしました。
おしまい。