ファウスト AiiAシアター 6月29日16時公演


開演前から、雷と雨。

ハインリヒ「ズボン、おっきいのかなっ」
オフィスト「足が短いんじゃないか」
ハインリヒ「…キライ」

清め
梅「オフィスト、一歩前へ出なさい。」
ごっち「悪から悪吸い取ってどうするんだよ!」
梅「ええい、何か別のものを吸い取ってやるわ!」
ラップキッスされて崩れるオフィスト。
オフィ「くそ」
ハインリヒ「夢に出てくるやつだ」

ハインリヒ清められたあと「深い…深かったぞ…」
鼻にもローズの口紅がべったりついている。

ヴァレンティンの髪形がアップになってる。

ヘレネをみてうるファウストのうつろな目、
睫毛が味方をしている。
そして、寝顔がとてもかわいい。
心が動く。

2公演みてやっとわかったけど、河合君髪の毛リタッチしてない。

「契約したじゃないか」とファウストメフィストを口説くシーンで
救急車の音がピーポーピーポー…

一幕最後のメインのテーマでファウストの声が裏返ったので、
歌が生歌らしいと知る。録音だと思ってた。

二幕
姫がファウストを好きになるのは、
天使から「運命の人です」と言われた事により刷り込みだと考える事にした。
そうじゃないと、自分を助けてくれた勇気ある若者である、という以外にファウストには好きになる要素がない、
とまで、考えて、そうだ、美男子だった、と思いついた。
それにしても、姫がファウストを好きになる感情の描写は少ない。

ファウストの姫への思いは国への忠誠心と、
深窓の姫君を手に入れたいという野望だと理解できるけど。


ファウストという人物が魅力的ではないのだ。
どちらかというと段々と人間らしくなっていく
オフィストフェレスのほうにときめく。

華麗だし、着ている服もカッコイイし、何をしていても所作が綺麗。
関係ないけど、オフィストの着ているパンツ、あの赤黒の普通に私服でほしい…

それにしても、なぜ、オフィストはヘンリー大公にファウストの正体を耳打ちしたんだろう。
その耳打ちもとてもセクシー。
お兄さんがおじさんに耳打ちしてるのに、セクシー。

あと、メモに欲におぼれてここまで来てるから、
耳が痛いわあ、って書いてあった。

1公演目よりは理解に苦しまずに済んだけど、
2公演見ても、歌が覚えられない。特にメインのテーマが。
メインのテーマが覚えづらいって致命傷だ。