和田さんのカレイベの感想

口癖はダメダメ、恥ずかし、恥ずかし(『い』は言わない)
基本、一人称は僕だが、ときどき俺も出る。

イベント運営の衝撃は、質問コーナーで和田さん本人から逆に質問者に質問が返ってくるパターンがある。最初の質問は用意してきたから明瞭に言えても、質問を返されて面白いことを言えない、それがわたしらさ…。

お話や質問の返しを聴いていて、感じたのは、和田さんは頭のいい人でコミュニケーション能力が高い人だということ。この人、頭がいいんだな、と感じた。知性がある。
切り返しが知的で配慮ができている。誰が予想できたか、青春の事をきいている高校生に「でも、あなたのことをいいと思っている男性はいると思います。」と返すとは。

この人は、私より頭のいい人だ…という謎の感動があった。いや、自分は平均的な人間であるが、ここ最近、学力の高いタレントさんを好きになってなかったもので、頭がいいんだなという実に頭の悪そうな感心の仕方をしてしまった。
和田「?スープカレー?シチューじゃなくて?」
スープカレーをご存じないことに驚いた。何でも知ってそうなのに。

白髪が生えたことを報告して来る和田さんに愛しさを感じた…今の仕事就いてから、職場のお姉さま方がそういう話をよくしていて、新人時代だった4年くらい前は正直ちょっと引いたり、何とも言えない複雑な気分だったのだが、職場に慣れて完全に仲間感が出て来た今は、他のところで、白髪という加齢エピソードが出てくると、なぜか愛しさを感じてしまう。仲間に対する打ち明け行為でしょうか。それとも、少しの不憫エピソードでファンの人が喜ぶ事がわかってるのか。
ひいじいちゃんのエピソードとか和田さんの家には家系図ないのだろうか、うちにはあるよ家系図。私のひいひいじいちゃんも大男だったって言われてる!とよくわからない共通点をみつけて喜ぶ謎の幼い感情が湧く。和田さんに抱く感情って本当に謎の幼い感情なのだ。和田さんに対する気持ちは自分の高校球児の部分だと言い聞かせていたが、それよりももっと遠く、もっと幼いころの感情の様な気がした。
と、同時に彼が東京で成功した地方出身者なのだ、と思うと、こじらせた大人の部分がひどいコンプレックスを感じるのだけど。

以下、私の話。
一部ではサイン入れのときに「はじめまして」と言ってみた。
この手の俳優さんのイベントはリピーターが大半を占めるので「はじめまして」は禁句というのを後で聴いた。でもそれはあくまで俳優さんが言ってはいけない事であろうから、こちらはファーストミーツ、マジのはじめましてなので、腹式呼吸で「はじめまして」と言ってみた。和田さんは「はじめまして…?」と不思議そうな表情を浮かべていた。
元就活生お得意の質問コーナーで挙手!当たる!
キャリアセンターの先生がおっしゃっていた、説明会が終わったら、質問は真っ先に手を当てて一番に当たることに意味がある。質問は当たってからマイクが来るまでに考えればいいってな!
先生!私、先生の教えを別の現場でやって地味に失敗して最後の質問者になっています。司会の方にハート強い等と言われてある意味おいしいと思うことにします。
質問することに成功したら、終わった後に同郷出身のファンの人に「質問してた人ですよね?同じ県出身なんで話しかけようと思っていました」と捕獲される。人が苦手な私だが、和田さんに詳しい人を探していたし、話しかけてきてくれた人が可愛かったし善人そうに見えたので、一緒に昼ご飯を食べて、LINEを好感し、お友達になった。
その後二部のサイン入れのときに即起きたこと(和田さん関連のお友達ができたこと)を和田さんに報告するという幼なさを発揮する。
彼女が私より前にサイン入れだったので、動向を注目していたら、何かを和田さんに話しかけて、反対に和田さんに質問されていた。えっ何楽しげに話してる、面白い!
ファンの中に知り合いがいるというのは二倍面白い。
私「和田さん、ついさっきわだともが出来ました。そこ座ってる。」とテンション上がって彼女の席を示す私。何のアピールや。 このとき和田さんが何と返してくれたかは覚えてない。「良かったね」とかそんなのだった気がする。
二部以上参加した人にはクリアファイルにサイン入れがあるため、残る。
何べんサインさせるのだ、という話だ。
和田さんはジャケットを脱いで半そで姿でサインを書いていた。
司会の人が「血管みせみせで行きましょう!」と言ってて、わー雄雄しい無理ー隠しててくれーと思ったが、ここで話しかける事は、決めていた。日ごろからうっとなっていること。和田さんを観る度にその男性ホルモンにうっちょっと気持ち悪いな、と思っているのだが、その「うっ」がくせになっている可能性は否めない。
私「うわー男性ホルモンを感じます」
和田「そうですか?」
私「私には足りないものです」とか言っていたら、離れ際
和田「質問ありがとうございました」
!!!!??
よく覚えとるね!!
それに「恐縮です!!」と返す私。
私、一部のときの質問者っすよ!!??
二部挟んだら記憶がリセットされてない?
個人識別能力すげーよ、この人。
完璧かよ、と思った。
普通、個人識別?って何年かかけてファンやっててやっとじゃないのかよ。
私標準的な日本人でこれといって特徴はないが、一部の後にファンの人にすぐ捕獲されたことを考えるとまあ私が異質だったのか、と少し思ったが、私自身リピーターのお客様の事すぐ覚えるわ…と思った。
わーしかし完璧かよ…。
内面の部分にふれたような気がしたがサービス精神ね。
これでハマっちゃうパターンもあるのだろうが、ある程度満たされちゃって、積年の思いとか2ヶ月分しかないから、もう次を求める気持ちが湧かない。
イベントは、おそらく、和田さんの事を前から好きだった人には既知の部分も多かったのだろうけど、和田琢磨入門としては大変わかりやすいイベントだった。
寒いところで待たされることもなくカレンダーお渡しとかサインのギリギリまで椅子にかけていて良くてすごく快適なイベントだった。
2.5の市場の広がりを見ていると、地元九州でボーっとしていても、福岡公演があるから、九州から出ない方向でも姿を拝見する事はできるだろう。
今日、行けた良かった、気が済んだ。
生の和田さんを観たいというパッションが消化された。
別の案件と重なって、もう気持ちがそっちにいっちゃってて、正直このチケット取ったことを後悔してた。
恋愛初期症状だった二ヶ月前は強気の3部構成と東京2部売り切れにびびって一週間悩んで押さえたのだった。
行って良かった。
こんな中身のある人が好きになれて、これから研究しがいがある。
どの部もギリまで当日券売っていて埋まりは8割だったので行くかどうか判断するのは最遅前日でいいとわかった。
焦らない。冷静になる。
次回の参考にしたいと思う。